#SWING4SONGS INTERVIEW

2020-03-06

2020年2月〜3月にかけて3週連続でリリースする配信シングル「Hangover」「Forever Young」「CHOO DANGEROUS」「TWINKLE HAPPY END」4曲をさらに掘り下げるインタビューを公開!
是非じっくりご覧ください。

 

「Hangover」について
−この曲はライブの定番曲でもありますが、作ったのはいつ頃ですか?
謙太:2017年6月にデビューシングル出すまでの間に作ってたね。
勇士:その時は並行していろんな曲作ってたんだよね。「Hangover」はセッション曲で、この曲以外にもBuZZの初期の曲(「CHOO SEXY」など)は、デビュー前から知り合いだったトラックメイカーのtossyさんと作った曲が多いです。
その頃、Ü-SAY・謙太・KENSUKEのRAPの曲なんかも作ってたよね(笑)世に出てないデモ音源が結構あるからいつかバズラバで聴く会やろうか。
−歌詞については、はじめ勇士さんが英語詞で書いていて、それを謙太さんが日本語詞に直したという事ですが。
謙太:最初はフルで英語だったからね。「Hangover」の”二日酔い”っていう方向性はそのままに、日本語にできる所・英語のまま残したい所を分けながら歌詞を作っていきました。
勇士:今は絶対やりたくない方法だよ、日本語で書くより大変だって今頃気づいたから!馬鹿みたいに時間かかってた(笑)
−元々の英語詞のニュアンスをそのまま引き継いでいる日本語詞になっているという事ですね。
勇士:プラスαで謙太がより広げてくれました。
謙太:LOVEのところは広げたね。酔っ払った男が、怒っている女の子に謝る歌。
勇士:そう、本当はLOVEじゃなかった・・・馬鹿な男が酔っ払ってウェイ!みたいな内容だった(笑)それを謙太がLOVEの方により広げてくれた。
(スマホを見ながら)全部じゃないけど英語の歌詞あった!2017年1月のメモ・・・「Hangoverman」っていうタイトルでした(笑)
一同:ダサい!(笑)
勇士:映画の「ハングオーバー!」にハマってた時だったんで、それが題材になってますね。そこに謙太がLOVEを加えてくれたので・・・もう、この歌詞の良さは全て謙太ですよ。
−そんな楽曲からインスピレーションを受けての、あのリリックビデオをÜ-SAYさんがディレクションした、と。
Ü-SAY:実は俺からあまりアイデアは出してなくて、勇士のイメージを形にしたんじゃなかったかな。
勇士:あれ超直前に色々決めて撮ったよね。(場所も事務所内の一室で)Ü-SAYの私服をスーツケースにパンパンに詰めて来て・・・
今後、またこんな風に自分達でMV撮ったりするのもいいなと思ってるんだよね。

「Forever Young」について
−2019年夏頃には原曲があって、9月のワンマンで披露した時からは結構変わってるんですよね。
謙太:Rap詞は全部変えていて、トラックも。
勇士:ライブでやった時から(謙太が)言ってたよね、Rap詞はライブはライブバージョンで、音源では変えるって。
−今後もライブではRap詞を変えるんですか?
謙太:いや、今後は音源のままの歌詞で歌うと思うんですけど。元々勇士とÜ-SAYがこの曲を持ってきた時に、”お客さんに向けて歌いたい”というメッセージ性の強い曲だから、っていう事だったので、じゃああんまり音乗りを考えるよりも言葉が伝わりやすいRap詞の方がいいな、って。だからライブはライブ用でやるわーって言ってました。
音源用のRap詞も作っていて試行錯誤はしていたんですが、なかなか音にハマらないなぁ、どうしようか、って言ってたのを慶太さんが上手く料理してくれて・・・本当にカッコいい音源になったと思ってます。
−お客さんに向けて書いた歌詞という事ですが、具体的にどういう経緯でこの曲が出来たのでしょうか?
勇士:「BEST SHOT」が鍵になってます。デビューしてからの俺たちはまだ歌詞を書き始めてから経験や数も少ないし、歌詞を書く上での先生もいなかった。まぁ歌詞に正解も不正解も無いんだけど・・・
でも、(事務所の)社長と楽曲についてやり取りしている中で、「良い歌詞とはこういうものなんだ」という基準を色々と教えてくださって、BuZZに関しては曲を自分達で作っているからもっと等身大の歌詞にしたらいいんじゃないかって言われて。
「BEST SHOT」ではメンバーそれぞれが自分達の等身大の歌詞を書いて、『自分達のBEST SHOTを世の中に届けるんだ』っていう思いを書きました。
それを経て、「Forever Young」を制作している時に、いま等身大の自分を伝えられる身近な相手というと・・・家族、友人、恋人、そしてライブに来てくださる方々。その中でライブに来てくださる皆さんへ向けて、今だから書ける歌詞ってあるなぁとふと思って。さらっと作れましたね。
Ü-SAY:メロディもさらっと出来て、サビの歌詞も「月の上で」と当てて歌ったらしっくりきたから、そこから他の歌詞を派生させたり、出だしの「後何センチで」も音先行で歌詞を乗せて。
−意外でした。もっとこう・・・絞り出したのかと。
勇士:これさらっと出来たんですよね。ちなみにメロディに関しては、実はサビも2〜3パターンあって、Ü-SAYと俺が作ったデモのトラックを組み合わせてみたりして作りました。
−タイトルははじめから「Forever Young」だったのでしょうか?
勇士:なんだっけ、最初はÜ-SAYが作った・・・「Story of my life」みたいな感じだった。最終的なタイトルを決めたのは最後だったよね?
Ü-SAY:サビ歌い終わって、フェイクで「Forever〜♪」って歌った時に、あ!ハマるわ〜みたいな。
勇士:あ、最初は「Young forevers」だった!同じ意味なんですけどね。

−この楽曲ではw-inds.橘慶太さんがサウンドプロデュースで参加してくださったという事で、それについてうかがいたいです。そもそも橘慶太さんにサウンドプロデュースをお願いするきっかけは?
勇士:遡ると・・・俺、w-inds.さんのライブの時にデモ音源持ってってるの、みんな覚えてる?(2017年ツアー@日本武道館公演)ぶっちゃけ、その時は慶太さんにBuZZの音楽性が全然刺さってなかったみたいでした。でも俺は絶対次のタイミングがある!と思ってて。昨年慶太さんが配信リリースしてた曲(KEITA「Around N Around」)を聴いた時に、やりたい方向性が似てるなぁって思ったので、慶太さん本人に「あの曲めっちゃ良いですね。今BuZZはこういう曲を作ってるんですが、何かアドバイスもらえませんか?」と話をしてデモを聴いてもらったら、慶太さんに「ちょっとこれいじってみていい?」って言われて。
−自宅スタジオに来るのを断られ続けていた中で、水面下でそんなやり取りが行われていたんですね(笑)楽曲が本当に慶太さんに刺さった、と。
KENSUKE:w-inds.さんの移動車の中でも音源をかけてくださっていたみたいで、龍一さん涼平さんに「これ良くない?」って紹介してくださっていたという話を聞きました。
勇士:会う人会う人に言われたもんね、「慶太と作った曲めっちゃ良いじゃん」って。言われる度に”ありがとうございます!”ってなった。
−制作に費やした時間はどの位でしたか?
勇士:(制作し始めてからは)トラックはすぐに出来上がってはいたんですが、Rapパートが入ってない状態だったので、配信リリースが決まった段階で謙太のRapパートを2パターン(ライブ用/音源用)慶太さんに聴いてもらったら「絶対こっち(音源用)の方がいいよ」と言われましたね。さらにそれをめっちゃカッコいいキメにしてくださいました。
慶太さんはボーカルのエフェクトのかけ方がすごく上手くて、そこもすごく勉強になりました。ボーカルのエフェクトにもトレンドがあって、慶太さんはトレンドを取り入れるのが早いですし。普通に録ったらコーラスっぽい曲になるのを今っぽくしてくださいました。
Ü-SAY:(デモの段階ではオートチューンがより強めだったという話から)ボーカリストならではの調整をしてくださいましたね。
勇士:慶太さん自身がボーカリストだからより分かってくれるっていうのが他のプロデューサーさんとの大きな違いだよね。プレイヤーだから俺たちの意向をすごく汲み取ってくださるんですよ。例えば謙太とKENSUKEの声の波形を見て、この二人は兄弟で波形が似てるから「ここは上げた方がいいよ」とか。
w-inds.の涼平さんと龍一さんも声質が違うから調整してる、って仰ってて。もしまたBuZZとレコーディングする機会があったら、4人それぞれディレクションしたいって言ってたね。
KENSUKE:トラックダウン作業の時に慶太さんも来てくださって、”もうちょっとここいじりたい”とかアドバイスくださったり。ちなみにその日はアルバムのビジュアル撮影の日で、あの銀髪で登場されてめちゃくちゃイケメンでした(笑)
−個人的な感想になりますが、KENSUKEさんのヴォーカルが(これまでの楽曲の中でも)特に印象的でした。
KENSUKE:実は僕だけ(録音した)マイクが違うんですよね。初の試みで。歌い始めたらエンジニアの方に”違うなぁ”って言われて、1度マイク変えてもまた”違うなぁ”って言われて。最終的に録ったのは金ピカのマイクでした(笑)オートチューン加工はされているんだけど、声質がそのまま録音されてると思います。僕だけじゃなくて4人それぞれの声がちゃんと表現されている感じ。他の3人は結局同じマイクで録ったんですけど。
勇士:今までの楽曲の中で一番、それぞれの声の個性がよく出てると思う。

「CHOO DANGEROUS」について
謙太:「CHOO DANGEROUS」は実は「Hangover」と同じ時期に種はあったよね。
勇士:2017年位にAメロのフレーズはできてたけど曲がまとまらなくて、1年位過ぎて・・・「BEST SHOT」を作ってるタイミングで「BEST SHOT」の候補メロだったサビの部分をそのAメロと合体させて「CHOO DANGEROUS」を作りました。
−これはもう・・・ライブでのノリ重視な曲ですね。
勇士:・・・そうなんですよ。そのため(3/13に開催予定だったワンマン)に選抜した曲だったんです。
−掛け合いとかもイメージしながら作ったり?
勇士:そうです。今のところBuZZのライブで盛り上がる曲の一つに「ビーナス」があるんですが、それのファンキーバージョンを作りたいなと思って。
「ビーナス」は割とバンドサウンド・J-POP寄りなのに対して、その裏というか。洋楽テイストでファンキーな曲、というテーマで作ったんです。
KENSUKE:EAST BOUND TOURの時、実はやろうとしてたよね。
勇士:Nudie BuZZ Fridayのどこか(制作風景)に入ってるんじゃないかな。
謙太:制作風景で一瞬流れてると思う。その時、文ちゃん(Guitar.)の家で、Bassの純一郎も来て、それぞれ分かれてライブ用のSEやリリース用の音源を作ってた時の曲。
−タイトルは最初から?「CHOO」好きですね(笑)
勇士:そうです。メロディ作ってて「チョ〜デンジャラス!」って歌った瞬間にね、これ以外出てこなかった。
俺らまだ2曲しか(「CHOO DANGEROUS」)使ってないですよ!
−ストーリー性云々というより語感重視な歌詞に関してはいかがですか。
勇士:作詞に関しては・・・これは俺のお決まりなんですけど、困ったらすぐみんなに助けを求める。
KENSUKE:いろんなパターンが無数に存在してたよね。無数に存在する「CHOO DANGEROUS」。
勇士:歌詞めっちゃ間違えるもん・・・こういう曲ヤバい。
−ちなみに「赤 ロッソ ルージュ」のくだりは・・・
勇士:全部「赤」っていう意味の言葉です。
KENSUKE:「RED」が入ってないっていうのがまた・・・(笑)
勇士:本当はあった!(「~ランデブー」の後)「R・E・D、CHOO〜」だったんですけど。
Ü-SAY:元々1番で違う色の歌詞も作ってた。
勇士:いろんな色で作ってなかったっけ?深緑、とか・・・女性のランジェリーの色(中略)これはもう、マジでライブ曲ですね。
謙太:掛け声覚えて欲しいな。
−じゃあ今後のライブでのパフォーマンスもお楽しみにということで。
KENSUKE:振りとかも面白いかもしれないです。
勇士:そう!振り超面白いよな〜 ポーズみたいなのがあるんです。
謙太:良くも悪くも・・・鳥肌が立つような(笑)
勇士:掛け声系はわかりやすいんで、是非覚えて欲しいですね。Aメロにも、Bメロにも、サビにも。「ヘイヘイヘイ!」「ヤッフー!」とか。
Ü-SAY:・・・Googleって言っちゃダメですよ(ボソッ)
−・・・?
Ü-SAY:あ、ヤフーだから。

「TWINKLE HAPPY END」について
勇士:これは配信リリースが決まる直前にできた、今回の4曲の中では最新の曲です。
この曲と、あと別のもう1曲が次のシングル候補曲になっていたんですが、次のシングルは今年の半ば頃かなと話をしていて、それだと「TWINKLE HAPPY END」が描く季節感とずれちゃうから春に配信でリリースしよう、という事になりました。
−BuZZ史上、最もポップな曲がきた!という感想でした。
勇士:もっとLOVEな歌詞をKENSUKEが作ってたんだけど。そしてKENSUKEさんは学生ものが強い!学生ものの"LOVE"が強いんですよ。
−すごく頷けます(笑)
KENSUKE:完全にLOVEだけの歌詞も作ってたんですよ(※が!今回そちらは泣く泣くほぼお蔵入りに・・・)その一部も今の歌詞に入ってるんだよね。
勇士:BuZZには現役の学生は居ないんですけど、これは卒業の曲になってるじゃないですか。・・・個人的な事なんですけど、自分の妹が今年中学校を卒業するんですよ。
(3/13の)ライブにも来るって言ってたので、実は妹に向けても歌いたかった。妹に届けられなかったのが悔しいです。(けど先日高校に合格したので良かった、という兄妹エピソードを語る)

−印象的な「恋桜」というワードは造語ですよね?
Ü-SAY:めっちゃシンプルな話、桜の曲にもしたいし恋の曲にもしたいから、ガッチャンコしました(笑)
でも元々のトラックが(今のメロに直す前は)もっと和風で、「恋桜」のメロは和風のままなんですよ。それもあって、「恋桜」(という和の言葉)が良いんじゃないか、って。
−映画みたいな歌詞だと思いました。歌詞を書くときはメンバー一緒に?それとも各自持ち帰って書くんでしょうか?
勇士:これもわりとスラスラ書けたよね。清水兄弟は完全に持ち帰りタイプです。
Ü-SAY:俺も本当は持ち帰りタイプだったんだけど、一緒に居ても書けるようになった。
勇士:無言の時間ね。俺とÜ-SAYが同じ部屋にいて、ベッドとソファにそれぞれ座って、歌詞をLINEで送り合うっていう。「ちょっと出来たわ」「これ良いじゃん」みたいな。
KENSUKE:僕は持ち帰りたいですね。お風呂に入りたい。
謙太:一人で書きたいです。水回りがいいって言うよね、歌詞書く時は。
Ü-SAY:時間が経っちゃうといろんなところに飛んじゃうっていうのもあって。まず最初の夜は、そこで苦し紛れにでも言葉を出しておいて、あとは修正入れていく、っていう。
−「TWINKLE HAPPY END」というタイトルはどなたの案でしょうか。
勇士:俺です。ちなみにÜ-SAYに怒られたんですけど、俺って星とか月とか使いがちなんですよ。「TWINKLE」っていう単語を使いたいなって思ってたらÜ-SAYに「また星関係になっちゃう」って言われたから(笑)だから「HAPPY END」を足して「TWINKLE HAPPY END」って。あ、「HAPPY END」はÜ-SAY案だよね?
Ü-SAY:俺だね。メロ歌いながら「HAPPY END」って言葉が出てきて、それもがっちゃんこ。卒業に上手く合ってるんですよ。
「TWINKLE」って「輝く」っていう意味だけど、「"継続して"輝き続ける」っていう意味もあって。そんなハッピーエンドが卒業しても続いていきますように、っていうか・・・
KENSUKE:「BRIGHT」とかだと意味が変わってくるもんね。
勇士:あと、タイトルが「恋桜」だと恋の歌になっちゃうから(恋愛縛りにせず卒業ソングにもしたくて)「TWINKLE HAPPY END」。
・・・ちなみに!歌詞について話していいですか?出だしの「雨上がりの〜映った気がした」辺りまでは、俺が高校生の時に作ってた歌詞のオマージュです。高校生の時"ブランネージュ"っていうデュオやってたんですけど。
一同:ダサ!!!(笑)
勇士:ボイトレの先生が、その時一緒に歌ってた先輩と俺の2人にグループ名をつけてくれて。イタリア語かフランス語で"雨"とか"雪"とかいう意味らしくて「2人はブランネージュだな!」って。
(※フランス語で「白い雪」という意味らしいです)
その時「時計の針」っていう卒業ソングを作ってたんですけど、その歌からこの歌詞を持ってきました。
−その箇所、すごくリアルだと思いました。このエピソードを知った人はここを聴く度に・・・
勇士:富山の高校生時代を想像しながらね。で、最後にKENSUKEに「学生っぽい歌詞ちょうだい」ってお願いをしまして。
−「目と目があって さくらんぼになった」という可愛らしい歌詞は?
Ü-SAY:僕です。恋のテイストを入れたくなって・・・ほら、例えば学生時代って付き合って別れても同じ学校にいるっていう距離感とかあるじゃないですか。で、卒業式にその2人が対面して、頬が赤らむっていう(のをさくらんぼに例えた)。
−なるほど。素敵じゃないですか。
勇士:メンバーとも話してたんですけど、いつか機会があったらこの曲はリアレンジして出したいですね。ライブバージョンは全く違うんですよ。もっと、ちゃんと卒業ソングっぽい、良い曲なんですよ!
−学生さんに歌って欲しい曲だと思いました。
謙太:合唱発表会ね。
勇士:それっぽいフレーズもあるもんね、Bメロとか。合唱会っぽいフレーズも敢えて入れてるから。
Ü-SAY:コード進行もシンプルだから、ピアノ一本だとより合唱曲っぽく出来るよね。
勇士:今後のBuZZはこの曲がわりとヒントになってます。次のシングルもこの曲の延長で作ってるので。J-POPの親しみやすいメロディと、Funkなんかの他の音楽性や今っぽい要素をどう詰め込めるかがポイントかなと思ってます。
−ちなみに(学生さんの気持ちに近い)KENSUKEさんが書いた歌詞というのは・・・
KENSUKE:ポイントで入ってますね。完全にLOVEで書いたので、フレーズを部分的に抜いて使ってもらったって感じです。
−・・・「心に焼きつくメモリー」?
KENSUKE:そうです(笑)あと、僕は「TWINKLE HAPPY "DAYS"」でラブソングの歌詞を書いてたんですよ。
勇士:謙太バージョンもあるよね?KENSUKEと謙太は春のラブソング。
謙太:俺バージョンもありますよ(笑)
−それはそれで聴いてみたい。みんな歌詞を書けるっていうのは強みですね。
謙太:我々、何形態もありますよ。「CHOO DANGEROUS」も(笑)
KENSUKE:「CHOO DANGEROUS」はすごい(笑)一人2パターンづつ位ある。
勇士:「BEST SHOT」もね・・・あの時一番多かったよ!16形態位あるから。
−他に聴きどころなどありますか?
Ü-SAY:間奏のコーラスも重ねてますんで、是非聴いて欲しいです。(2サビ後のコーラス)
KENSUKE:難しいコーラスやってるよね。苦戦した!ハモで1時間半位歌ってた。このまま死んじゃうんじゃないかって(笑)

−ジャケットはÜ-SAYさんのイメージをデザイナーさんに形にしてもらったという事ですが、こだわりなどありますか?
Ü-SAY:「Hangover」はみんなと相談して、昔の・・・リリックビデオと同じ雰囲気の写真を使おうという事になりました。
KENSUKE:かわいい顔してますよね4人とも。
Ü-SAY:「Forever Young」は等身大の曲だから、他の3曲よりも男らしくというか、シンプルにしよう、と。
謙太さんの知り合いのアクセサリー屋さんでお揃いでジュエリーをお借りしたりしました。
勇士:10年後にこの写真を見た時に「ヤングだな」って思えるのがいいなと思って。
KENSUKE:これ(等身大)で勝負してる感じがね。
Ü-SAY:「CHOO DANGEROUS」はほぼ一番最初に作ったデザインのままですね。「CHOO DANGEROUS」の文字の形が唇の形になってます。衣装もいいですよね、これ。
KENSUKE:謙太さんが偽エルビス・プレスリーですもんね。
−からの、「TWINKLE HAPPY END」との対比。「TWINKLE HAPPY END」の写真、実は集合で撮った写真で、4人の位置を並べ替えてるんですね。
Ü-SAY:(今回の配信シングル曲のジャケットを)4つ並べた時の見え方を意識したんです。顔アップ、全身、全身・・・ときたので4枚目は顔アップめにしてバランスを調整するために、切り抜いてこのレイアウトにしました。
例えば高校生の女の子がこれを見て、こんな先輩に恋したいって思ってくれたら嬉しいです。
KENSUKE:(表情)柔らかいよね(笑)
勇士:今回ひとつ思ったのは・・・俺たちは奇抜な方が合ってるな、って事。

−この配信シングルリリースは3/13ワンマンに照準を合わせて進められてきたプロジェクトという事でした。
残念ながらライブは中止(延期予定)となってしまいましたが、今回の配信リリースと、開催予定だった「BRAND-NEW SWING」を目指して動いてきた事で、今感じている事などはありますか?

KENSUKE:BuZZとしての幅が広がったんじゃないかなと思います。ライブは延期になっちゃいましたが・・・(やる予定だった)セットリストを通して、「BRAND-NEW SWING」というタイトルの通り、新たな幅は広がったんだけどスタイルとしては絞られてきてるな、と。今までは色んな事に挑戦してきたし、周りから見ても「色んな事やるんだ」と見られてきたと思うんですけど。今回のこの4曲が加わる事で音楽のジャンルの幅は広がりつつ、芯がどっしり構えられてきた感じは出てきたかな。
−成長できたという事ですよね。次のステージへの期待を膨らませて待っていて欲しい、と。
最後に一人づつメッセージをお願いします。

KENSUKE:その日の気分に合わせて選んでもらえるような4曲が揃いました。聴く人それぞれに寄り添える楽曲になったらいいなと思っています。例えば楽しい時は「Hangover」、はっちゃけるぞ!って時は「CHOO DANGEROUS」、芯を固めるぞって時は「Forever Young」、そして「TWINKLE HAPPY END」で・・・学生気分に戻っちゃえ!卒業だ!とか(笑)、色んな気分に寄り添える楽曲になっていると思うので、それぞれの曲を聴きたい気分に合わせて聴いてもらえたら嬉しいなと思っております。よろしくお願いいたします。
勇士:KENSUKE良い事言ったな。それに付け加えさせてもらうと、この4曲以外にも配信中のBuZZの曲を含め、あなただけのBuZZセットリストを作って聴いてみて欲しいですね。
Ü-SAY:配信リリースするのはほぼ同時期ですけど、それぞれの曲を作り始めた時期はバラバラで、その時に最高だと思って作った楽曲が一斉に世に出る!という事で・・・BuZZの成長も感じてもらいたいと思います。
あとは4人それぞれソロで歌ってる箇所が多い曲もあるので、それぞれの歌で新しい発見をしてもらえると嬉しいです。次も期待しててね。
謙太:今まではBuZZの数少ない配信曲を2年位聴き続けてきてくださった方が多かったと思います。ライブに行けば他の曲が聴けるという状況が長く続いてきましたし。
お客さんに「他の曲も(音源で)聴きたいです」と言われる機会も多かったので、この4曲が加わって少しづつ曲数が増える事で、BuZZの音楽を聴いてくださる方の生活の場面場面に寄り添ったBuZZの曲が届けられる、という事がすごく嬉しい。
これからもどんどん皆さんに届けられる曲を増やしていけたらいいなと思っています。

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